18歳の頃に行ったヨーロッパ美術研修ツアー 26日間の珍道中! (パート6)
パスポートの入ったポーチをスラれ、もう頭の中は真っ白です!
ローマの街のどこで、どんな時に、どんな人間にスラれたのかも全く気づかず、頭の中は一日どこを歩いて、どんな事をしたかグルグルと思い巡らすのですが分りません!
何て無防備だったんでしょう! 悔やんでも悔やみきれません!
翌日は朝から次の場所に移動する日です。
次は同じイタリア国内のフィレンツェという場所なのですが、パスポートを盗まれた私は大使館より 「パスポートの再発行の手続きをしなければいけないので移動は控えて下さい」 との事で一人ローマに取り残される事になってしまいました!
まだ子供に毛の生えたような私にとって、遠い異国の地にたった一人で置いていかれる事に非常にショックを受け、皆のバスを見送る時には、涙・涙・でした!!
出発しようとするバスの中で友達や皆が心配して声をかけてくれる中、一人はしゃいで、ちぎれんばかりに手を振っている者がいます。
クロちゃん(先生)です! もう信じられません! クロちゃんとは普段から先生というより、お友達感覚で付き合える友人のようでしたが 「こんな時に 冗談もほどほどにしてよー!」 っていう感じでした!
しかし逆らう元気も無く、皆を泣いて見送る事となりました・・・!
そんな泣いてバスを見送る私に天の救いでしょうか! 「どうされましたか?」 と声をかけて下さった方がありました。
その方はローマ市内をバスで案内する日本人の添乗員さんでした。
事情を話すと 「良ければ明日、自分のバスで市内観光する団体さんがあるので一緒に乗っていかれますか?」 と言って頂きました。 「捨てる神あれば、拾う神あり!」 この時は人の親切が本当に身に沁みる思いでした!
その方と明日の約束をさせて貰い、次に今日はパスポートの再発行の手続きをする為、写真屋さんへ行って写真を撮り、それを持って日本大使館へ行かねばなりませんでした。
つづきは次回に・・・・